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空き家ガイド

伊賀市の空き家解体補助金|対象条件・上限・申請前の注意点

伊賀市の空き家解体補助金|対象条件・上限・申請前の注意点

伊賀市で空き家の解体を考えている場合、建物の状態によって利用を検討できる補助制度があります。ただし、「古い空き家なら誰でも補助金を受けられる」という制度ではありません。

主に確認したいのは、特定空家等の除却費補助金と、耐震性のない木造住宅(空き家)の除却支援です。条件が大きく異なるので、自分の空き家がどちらに該当する可能性があるかを整理しましょう。

1. 特定空家等の除却費補助金

伊賀市の空家等除却費補助金は、伊賀市から特定空家等と認定され、解体除却の行政指導を受けている建物が対象です。行政指導を受けていない空き家は、この制度の申請対象になりません。

補助額

2026年度の伊賀市公式概要では、補助対象経費の3分の1、上限100万円です。

主な条件

  • 指導書の助言・指導措置に解体除却と記載されている
  • 解体業者が伊賀市内に主たる事務所を有する法人または個人事業者
  • 年度内の指定期限までに工事を完了できる
  • 他の補助金等の対象となる工事ではない
  • 所有者、直系血族、相続人など対象となる申請者である
  • 市区町村民税の滞納がない

建物内や敷地内に残っている家財の処分費は、この除却費補助金の対象外です。家財については別の補助制度があります。

2. 耐震性のない木造空き家の除却支援

特定空家等の行政指導を受けていなくても、古い木造住宅で耐震性などの条件を満たす場合は、別の除却補助を利用できる可能性があります。

2026年度の公式案内では、対象となる主な条件として、昭和56年5月以前に建てられた3階建て以下の木造住宅、耐震診断の評点が0.7未満、現に空き家であることなどが示されています。

補助額は除却工事費の23%、上限20万7千円とされています。敷地境界までの距離など、ほかにも条件があります。

3. 地域活用を目的とする除却なら別制度もある

空き家を解体した跡地をポケットパークや、収益性を求めない地域住民・観光客向け駐車場などとして活用する場合は「空家再生等推進事業補助金」の対象になる可能性があります。

2026年度の公式概要では、跡地活用除却工事は補助対象経費の5分の4、上限100万円です。ただし、一般的な個人宅の解体とは目的も申請条件も異なります。

補助金を使いたいなら解体契約の前に相談する

補助制度では、申請・交付決定と契約・着工の順番が重要です。制度によって条件が異なるため、解体業者へ正式発注する前に伊賀市へ相談してください。

  • どの補助制度に該当する可能性があるか
  • 申請前に必要な現地確認や耐震診断
  • 利用できる業者の条件
  • 見積書に含める必要がある費用
  • 家財処分費が別制度になるか
  • 工事完了期限と申請受付状況

家財が残っているなら先に片付け補助も確認

伊賀市には、解体予定の空き家も対象になり得る「空き家家財等処分事業補助金」があります。家具・家電などが多く残っている場合は、解体費だけでなく家財処分の補助も事前に確認しましょう。

詳しくは伊賀市の空き家片付けガイド、補助制度全体は伊賀市の空き家補助金まとめで確認できます。

解体する前に売却できないかも確認

建物が古くても、土地や立地、建物の状態によっては「古家付き土地」として相談できる場合があります。解体後は元に戻せないため、売却も考えているなら先に不動産会社へ相談する選択肢もあります。

伊賀市で空き家を売却するとき最初にやることも参考にしてください。

公式・一次情報